針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

モヒカンとちょんまげ

 NASAのモヒカン男こと、ボバック・ファードーシさんは現在はどんな髪型をされているのでしょうね。今でもやはりモヒカンなのでしょうか。

 モヒカンはなぜあんな妙な刈り上げ方をしているのかずっと謎だったのですが、先日ついに調べたところ、もともとはインディアンのモホーク族が弓を射る際に髪が邪魔にならないよう刈り上げたものだということを知りました。モヒカン誕生以前には、弓を射ようとしたところ髪が弦に絡まったのに気付かず矢をつがえて引いたところ側頭部に激痛が走り、「は!?痛ぇ!!何!?やべぇ毛絡まってるし!!」となって仕方なく髪を引きちぎり、なんとか勝利したもののひりひりする側頭部を抱えて帰還した戦士もいたのかもしれません。それとも戦闘中ですから髪が絡まったということを冷静に認識する余裕がなく、パニックになって矢を落っことしたりして運悪く死んでしまった戦士もいたのかもしれません。そうした犠牲を教訓にして、生き残った者たちが「ああならないように刈り上げておこう」と思って生み出したのがモヒカンなのでしょう、きっと。そう考えるとモヒカンというのは随分と壮絶な戦う男の髪型ですね。

 日本の戦う男の髪型と言えばちょんまげですね。あれもなぜあんな妙な剃り方をしているのか謎だったのですが、銀魂を見ていて理由を知りました。兜をかぶった時に蒸れないようにするために剃っていたのだとか。というのは表向きの理由で、これはハゲじゃありません、兜をかぶるためなんです、というおっさんのいいわけのために剃っているのが本当のところで、みんなでハゲれば怖くない、みんなでハゲて一つになろうという優しさをはらんだ風習なのだとか。戦で敵と戦うにせよ、優しさを武器にハゲというおっさんの最大の敵と戦うにせよ、まあどちらにしても壮絶な戦う男の髪型には違いありません。しかしまだハゲていない人にとっては迷惑なお話です。おっさんのために前倒しでハゲなければならないのですから。とっととー、ハゲるよハゲたろう、ととっとこハム太郎のリズムで歌いたくなります。

 モヒカンにせよちょんまげにせよ、戦う男の髪型という共通点はあるものの、所変われば品変わるとはこのことで、随分と趣きが変わって参ります。どこの毛を剃り、どこの毛を残すかというところに文化の違いが現れているのでしょう。文化って面白いですね。せっかく面白いものですから、ここはひとつJAXAの職員さんもどなたか月代を剃ってちょんまげになったりして頂けないかしら。多分無理でしょうね、日本では・・・ きっと偉い人に怒られます。

 JAXAの職員さんのちょんまげはあまり期待できそうにないので、紗久楽さわさんの「百と卍」のちょんまげを眺めて目の保養にしております。このマンガのちょんまげは、何というか、よいのです。私はマンガを好んで読みますが、いかんせん絵というものに対する感受性がよろしくないものですから、どこがどうよいのかというのは上手いこと言葉にすることが出来ませんが、とにかく、よいのです。時代物のマンガは他にも読んだことがありますが、ちょんまげの男を眺めていたいなんて思ったのはこのマンガが初めてです。まだ前髪のある子どもの髪型も、月代の毛がちょっと伸びてだらしなくなっているのも、喧嘩して髪が乱れているのも、全部、よいのです。

 

糸之舞(しのぶ)

 

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