針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

子ども好きの謎

 たまに「子どもは好きですか?」とか聞かれることがあります。一応私も20代の女子なので、これから出産して子育てしていくことを社会から期待されているようですから、まあ嫌いよりは好きな方がいいだろうということでこういう質問をされているのだと存じますが、いつも答えに困ってしまいます。子どもにもいろいろいますから、好きになれるかどうかは相手の子どもにもよります。大人でも好きなタイプとか相性のいい人っているでしょう。それと同じです。私が好きなタイプは男の子ならアニメやらカードやらのわけのわからないことを延々としゃべってくる子、女の子ならリリアン編みや折り紙なんかのちまちました遊びを好むような子です。そういう子は一緒に過ごしていてこちらも楽しいのです。逆にみんなでおままごとしようとか言うような女の子はちょっと苦手ですし、やたら走りまわるめちゃくちゃ元気な男の子も苦手です。でも別にそのタイプの子どもを毛嫌いするわけではありません。泣いてればあやすし危険なことをしようとしていれば止めます。好き嫌いとは関係なく人として当然です。ですが子守という行為が特別好きなわけではありません。子守よりも好きなことが私にはたくさんあります。でもやらなければならないのならちゃんとやります。

 それと私が子どものころ、子どもが好き発言をする大人がいたのですが、当時の私はじゃあこの人は私が大人になったら好きじゃなくなるのかなと不思議に思いました。そうなるとこちらも幼いながらも、どうせあとから好かれなくなるならあんたなんかに好いてもらわなくて結構みたいなもやもやした気持ちになるのです。もちろんこの時はこういう気持ちを言葉に出来るだけの語彙がないので黙っているしかありませんでしたが、やっぱりその大人の人とはなんとなく関わりたくなくて、それとなく避けたものです。こういうもやもやした気持ちを思い出してしまうので、子どもが好きという言葉に は違和感を覚えるのです。

 そういうわけで子どもは好きですかと聞かれたら相手の子どもによりますと答えることにしているのですが、そう言うと子どもをえり好みするひどい奴みたく言われることがあって何だか不思議なのです。別に苦手なタイプだからと言って育児放棄するとか言っているわけでもないのに謎です。大人だって嫌いな奴にも挨拶くらいするし必要なら一緒に仕事もするでしょう。もし自分が産んだ子どもが自分の苦手なタイプだったとしても、そういうもんだと割り切って育てなきゃしょうがないんだろうくらいのことは分かっています。最低限の衣食住の保障と何かあった時の精神的なケアはしておいて、後はその子の人生で勝手に自分と相性のいい人を見つけて仲良くすればいいだけの話です。もちろん自分と趣味の合う子どもを授かったなら一緒に楽しく過ごせばいいのです。生まれながらの相性ってあるもので、そんなのこちらが大人で相手が子どもという年齢差があるからといってどうにかなるものでもないのです。どうにもならないことをなんだかよく分からない子どもが好きという言葉でごまかしてもやもやするより、面倒は見ますが好きかどうかは分かりませんとはっきり言うほうがよっぽど気が楽です。問題なのはそう言う私を否定してくる人がいることです。

 

糸之舞(しのぶ)

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