針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

股間を守れ、そして子育て

 スポーツ選手が、股間を守るためにファールカップなるものをつけているということを知った時はまあ確かに大事なところだしと納得もしましたが、そうまでしてスポーツに勤しみたいものかと驚きもしました。私は運動音痴でスポーツを楽しいとは思えないので、そういう方の気持ちというのは多分一生かかっても分からないのです。そもそも私がファールカップなるものの存在を知ったのは、いつだったかたまたま見たテレビでGACKTが常にファールカップを装着している話をしていて、その時はボディガードも連れて来ていたのでなんかすごい怖がりな人認定されていたのを見てからです。別に怖がりな人が常時装着するものではなく、スポーツなどで使うものだという本来の役割を知ったのは後になってからでした。GACKTは今仮想通貨問題などで騒がれているようですが、私のGACKTに対する第一印象が綺麗な顔した股間を守る人というものでして、実は歌手だとかいうことも後から知ったくらいなのでまあ仮想通貨云々については特に言いたいこともないのです。こうして股間を守る人が世の中にはいるのだな、もしかしてこの人は電気あんまのトラウマでもあるのかしらなんて考えたものでしたが、とりあえず股間に関連して褌の話がしたいのです。

 最近「百と卍」という漫画がお気に入りでして、江戸時代のBLのお話なのですが受けの方の百というのがしょっちゅう尻はしょりをするので褌が丸見えなのです。その姿で元気よく走っていくのがいとよろし。褌は隠すものではなく景気よく見せるものだったそうですね。粋な男の見せるファッションです。

 褌は成人男性の証、子どもの時分は絵本の金太郎さんがしているような前掛けをすることが多かったようですね。成長すると褌を締めることが許されます。地域によっては褌親なるものも存在したようです。成人の際に袴の紐を結んでもらったり髪を切ってもらったりと、信頼できる他人に身なりに関することでかかわってもらうことはよくありますが、褌の面倒をみてくれる風習があったとは面倒見のいい人もいたものです。そんなこんなで大人になるのですが、大人になると毛が生えます。しかし褌から毛がはみ出ているのは粋ではないとされていたそうなので当然お手入れを致します。脱毛技術も十分に発達していない時代にどうしていたかと言いますと、石を二つ使って毛を挟んで擦り切っていたとか。この石は毛切り石といいまして、銭湯に置いてあったそうです。

 銭湯には色んな人が来ますから、当然子連れも来るわけです。子どもは何でも口に入れようとしますから、毛切り石を舐めていて気付いた親が慌てて取り上げる、なんてこともあったそうです。ばっちい。昨日の雷雨とはうってかわってお天気がいいので散歩をしていたら、どこかのお母さんかしら「それ食べないー!」という悲鳴にも似た叫び声が聞こえて来ました。きっと何かばっちいものを口に入れようとしていたのでしょう。いつの時代も子育てというのは大変ですね。とりあえずお子様の毛が生えるまで、お疲れの出ませんように。

 

糸之舞(しのぶ)

 

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