針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

女子力と着物の下品さ

 寝違えました。首が痛いです。こんな日は、寝相について考えざるを得ません。「ちびまる子ちゃん」の作者のさくらももこさんは健康オタクらしいですね。寝るときの理想の姿勢を追求されているらしく、寝相のことを考えると眠れなくなる、NASA無重力ベッドを開発してもらいたいというようなことをどこかのエッセイに書かれていたように記憶しています。

 ベッドとは違いますが、私もNASAに開発してもらいたいものがございます。無重力テーブルです。私は気が利かない女なので、飲み会などで適切なタイミングで料理を取り分けたり空のお皿を脇へ寄せたりするのが非常に苦手です。もしテーブルの上が無重力状態になってお料理がぷかぷか浮いていれば、各々好きな物を勝手に取って勝手に食べればいいので気楽なのではあるまいかと思うのです。そもそも飲み会における女子力などが取り沙汰されるのも、料理が重力によってテーブルの上に据えられるのを基本としているため、各人に行き渡るには誰かが取り分ける作業を行わなければならないという物理的な問題が諸悪の根源です。これさえ解決出来れば、私のように女子力が著しく欠如している女も、気を使わずに飲み会を楽しむ事が出来ます。であるからし無重力テーブルの開発は喫緊の課題であると存じます。

 ですが、その場合お酒やお水をどうするかという問題も生じますね。ウィダーみたくパックになったお酒が出て来るようになるのでしょうか。それはそれで味気ないですね。それか特殊な加工を施したグラスが開発されるのかしら。そのほうが見た目的にもいいのでぜひそうしていただきたいものです。ですが、もしその飲み会の席に気に入らない人間がいた場合、頭からお酒をぶっかけてやることが出来なくなりますから、それはどういたしましょう。少し前に、松本清張の「黒革の手帳」がドラマになっていましたね。言わずと知れた銀座を舞台にしたサスペンス、女子力の塊のようなホステスさんたちのお話です。武井咲版は見のがしてしまったのですが、米倉涼子版は見ました。米倉涼子演じる原口元子ママが、釈由美子演じる波子にキレて頭から水をぶっかけるシーンが好きなのです。もし無重力状態になってしまったら、水をこぼしても下にはこぼれませんから、どんなに不愉快な人間がいてもそいつに水なり酒なりをぶっかけて、顔を洗って出直せ、と言うことが出来ないわけで、これはゆゆしき問題です。まあそれはおいおい何とかして頂ければよろしゅうございます。

 ところで、この水をぶっかけるシーンは原作にはありませんね。そのほかにも原作とは全然違うところは多々ございます。小説とテレビドラマは違いますし、尺の問題もあるでしょうからその辺はそういうものだと思って見るものだということくらいはわきまえております。しかし、できれば波子には着物を着てほしかったな、と思いました。釈由美子はずっと洋服でしたね。原作のラストの方で波子が紫の総絞りに金の帯をしめて出て来るところが好きなのです。とびきり高価なもので、色の組合せだって悪くないけれど、どことなく下品ぎりぎりの雰囲気を感じます。私の勝手な印象ですが、波子みたいに若くて男好きがして傲慢で、なおかつ蓮っ葉な感じを出しながら高価な着物をドヤ顔で着こなせる女優さんがいてくれたら面白そうだなと原作を読んだ時思ったのです。私は芸能界にもお芝居にも詳しくないので、どの女優さんがいいとかは申せませんけど、もしそういう女優さんがいたら見てみたいのです。

 

糸之舞(しのぶ) 

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