針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

わき毛にまつわるエトセトラ

 夏といえば露出の季節ですね。無駄毛が気になる季節です。とはいえ、夏でも着物を着ている私にはあまり関係ありませんが。けれども時折他人の毛が気になることがございます。私はヴィジュアル系に一時はまっていたことがあり、ヴィジュアル系バンドマンがわき毛をどうするべきかという問題について関心を持っていたことがあります。バンドマンにも剃る派と剃らない派がいるらしいのです。どちらにも決めかねたゴールデンボンバー鬼龍院翔は片方だけ剃り、片方は剃らないで残しているそうです。

 ちなみに私は個人的には剃って欲しい派です。男の人がタンクトップで堂々とわき毛を出しているのを見ると、上手く表現出来ないのですけれどなんというか私のわき毛の守備範囲と密度がこちら!みたく公開されているような気持になり、見ている方が妙に恥ずかしいのです。だって別にそれ公開しなくてよくない?だったらTシャツ着てよ・・・それかタンクトップ着るなら剃ってよ・・・みたいな気持ちになるのです。いや別にそんな義務はないので、私が勝手になんとなくやーな気持ちになっているだけなのですけれど。この気持ち分かって下さる方いらっしゃるかしら。何か上手いこと言えたらいいのに。にくきもの、わき毛、うんぬんかんぬん、みたいに。

 ちなみに女性がわき毛を剃るようになったのも歴史的にみるとわりと最近のことらしいですね。江戸時代の遊女が剃り始め、一般の女性にも広まったのは昭和になってからだそうです。谷崎潤一郎の「痴人の愛」にナオミが譲治にわき毛を剃らせる場面があります。ナオミいわく、

 

洋服を着るには腋の下を剃るもんよ、此処が見えたら失礼じゃないの

 

だそうです。見えたら失礼と言いながらも、夫に剃らせることは全く失礼じゃないのです。私は殿方を足蹴にするようなタイプの女は別に嫌いじゃないし、むしろ好きかもしれないのですけれど、このナオミの言動は小説ながら不快です。痴人の愛にはお洋服や着物がたくさん出てくるので、好きな小説ではあるのですけれど、登場人物が生理的に気持ち悪い人が多いように思います。というより個人的な感想ですけれど、谷崎潤一郎の本の登場人物は全体的に生理的に気持ち悪い人が多い。春琴抄しかり、お艶殺ししかり、なんとなく気持ち悪い。「細雪」を読んでみたいと思うのですけれど、また気持ち悪かったら嫌だなと思い、長編にはなかなか手が出せずにいるのです。谷崎潤一郎の文章は好きなのですが、どうしてこんなに気持ち悪いのでしょうね。

 

糸之舞(しのぶ)

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