針山地獄からこんにちは

着物縫ってます。宇宙行って無重力ファッションショーしたいです。

滝と研修と乳首

 滝行をやったことがあります。別に自分の腐り切った性根を叩き直そうとかそんな殊勝な目的では一切なく、なぜか唐突に「そうだ、滝、行こう」ぐらいの気持ちで行ったのです。で、滝行の感想ですが、滝に打たれること自体はさして辛くはなかったのです。しかし滝に入るまでが辛いのです。

 まず最初に修行僧の方から注意事項、滝の御本尊についての説明があります。これはまだいい。次にお堂に入ってお経をあげるのです。これが辛い。板張りの上に正座でお経を唱えます。足が痛い上に私はお経はいっさい分からない。しかし滝行に来るくらいの方はコアな信者が多いのか、わりとみなさん大声で読経なさっています。なにこのアウェイ感。次に滝の周りを掃除します。これもまだわかる。これから滝に入るのだから、掃除するのは人として当然の行為です。次に塩にまみれます。バケツに入った塩を一掴み取るように指示され、まんべんなく体にまぶして身を清めます。さらに身を清めるべく、今度は水をかぶります。水をかぶったら、前の方が滝に打たれ終って出て来るまでずぶぬれで待っていなければなりません。寒い。ここまで来たらもう十分どん底な気分になっています。そうなればしめたもの、順番が来ていざ滝に打たれるとあら不思議、滝の水が温かく感じます。打たれ終れば着替えて行衣を脱水して干して帰るだけです。この間ずっと通りすがりの方たちに見られている晒し者状態であることは言うまでもありません。

 

 というのが一連の流れなのですが、驚くことに研修として滝行をとりいれていらっしゃる企業があるそうです。注意事項の説明の時に修行僧の方がおっしゃっていたのですが、ある企業の御一行が研修として滝にいらしたそうです。その中にちょっと体の弱い方がいらしたのだけれど、研修だからと無理をなさって結局倒れて、その滝は山の高いところにあるので救急車が来られずにヘリで搬送、命に別状はなかったとのことですが、無理をすると危険なので少しでも体調の悪い方はすぐに申し出て下さいということでこのエピソードをお話下さいました。なんとなくこの企業、ブラックの香りがすると思うのは私だけでしょうか。この倒れた方は結局ここでお仕事を続けられたのでしょうかね。それともなるべくいい形で退職されたのでしょうか。私には知る由もありませんが心配になってしまいます。

 ちなみに蛇足ですが、行衣というのは白いです。少し布地の厚い下着などをつけていないと透けてしまいます。私は別に無印の回し者ではございませんが、滝行には無印良品のシンプルな白いブラジャーがよろしゅうございます。男女問わずちょっと対策の甘い方は乳首やタトゥーが透けておりました。会社の研修となれば結構な人数がいらっしゃったのでしょうから、透けている方もいたことでしょう。滝で乳首を透かしておいて、また次の日からは一緒にお仕事なさるのでしょうけれど、どの面下げて会社にいくのだろうと私などは思ってしまいます。会社ってそういう妙なところがありますよね。よろしければきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」のリズムでどうぞ、さんはい、

 

ちーくびちーくび 透けちくびー

やらしいの ちくび 透けるー

 

糸之舞(しのぶ)

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